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ナポレオン 獅子の時代 フランス語版 6巻

napoleon_tome6.jpg6巻の仏語版が来た。Vendémiaireの反乱。主人公、市民に向けて砲撃します。容赦なく。
さんちゃんと侯爵の会話シーンが、マイルドになってしまっている。ゆるゆるだ。 たぶん日本語の主語省略に対して訳者が意味を取れていないか、日本語とフランス語の会話の流れの論理の違いからしょうがないのかもしれない。
Murat が買いに来た本は日本語版では「哲学者テレーズ」だったが、仏語ではいきなり「ジュスティーヌあるいは美徳の不幸」(Justine ou les Malheurs de la Vertu)に変更。 Marquis de Sade が逮捕されて獄中で書いたのが 「悪徳の栄え」les Prospérités du vice で変更なし。 たぶん、「哲学者テレーズ」の逆引きで元ネタが特定できなかったか、あるいは、その後で登場するサドを強調するために 気を利かせて本を変更しか、たと思うんだけど、サドの創作へ向かう流れとか、なんか、違和感がある。


napoleon_tome6j.jpgnapoleon_tome6f.jpg

読んでいてちょっと違和感 あれれ? さんちゃんのセリフがズレてるよ。



送料が割高なので、ついでにBDも買う。
アマゾンの分類がLivres > Érotisme > BD érotiques
となっているのに、そんなにエロくない。フランス人と日本人ではエロさの評価関数が違う。
BD_Borgia1.jpgBD_Borgia2.jpg

あれ、原作の人映画監督?
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ルーブル美術館へ行って、窓から中をのぞくだけ
ブルゴーニュへ行ったのもかかわらず、ペットボトルのワインを飲む。
でもアンヴァリッド(軍事博物館)には2回行きました。
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